2022/03/19
1) 歴史1716年塩物や穀物を商いとして創業し、江戸時代後期に酒造業を始め、明治中期に商標を「萬歳楽」と定める。
「萬歳楽」は事の始まり「千秋楽」は事の納めを意味し、雅楽「萬歳楽」は天皇即位の礼に披露される大変めでたい曲。
2001年には酒造りのより良い環境を求め、白山市河内の森に杉の木を使用した木造蔵「森の吟醸蔵」を竣工し、良き水と空気清浄な自然環境の中で小規模で丁寧な酒造りを行なう。
森の吟醸蔵
2) 造りについて
お酒のグレードに関わらず、原料米は全て10kg毎の少量で洗米を行い、水分量も秒単位で管理しています。
全量手造りで麹を造る一方、発酵中の温度管理を徹底するためサーマルタンクを導入するなど職人の技と最新の設備を駆使し、酒米本来の味わいを引き立てた「飲む人の心を豊かにする一杯」を追求しています。